「雪辱の鈍行旅 2/3 (姫路~倉敷~福山~広島)」
[2012/9/8]
鈍行旅リターンマッチは順調な道のりを辿る。
特にトラブルもなく、天気が良好なので列車の遅れもない。
東京から東海道本線を乗り通し、1日目は大坂で一泊となった。
山陽本線 [姫路~倉敷]
2日目は山陽本線を辿って広島まで進んでいく。
大阪から西へ来るのは初めてで、滅多に来れないところなので途中下車の時間を沢山設けた。
下車時間は限られているが、今回は倉敷と福山を探索してみようと思う。
姫路から約2時間で倉敷に到着。
今回は観光スポットの美観地区に絞って見学することに。
倉敷美観地区
かつて物資輸送の拠点として栄えた倉敷。
美観地区は江戸~明治時代の町並みが今もそのまま残されている。
千葉にある水郷佐原と風情は似ているが、こちらの方が規模が大きいようだ。
表通り沿いに商店が立ち並び観光客で賑わっている。
路地に入ると、独特の白壁となまこ壁が貼られた蔵に囲まれる。
モノクロにすると何時の時代だかわからなくなる街並みだ。
ぶらつくうちに時間が結構過ぎてしまったので、キリのいいところで駅へ戻った。
山陽本線 [倉敷~広島]
倉敷から僅か40分で福山へ着く。
もう夕方なので行く所は限られてるが、とりあえず路線バスに乗って鞆の浦へ。
鞆の浦
鞆の浦は「崖の上のポニョ」の舞台モデルとなったことで有名らしい。
奥ゆかしい瀬戸内海とノスタルジックな街並みがいい感じだ。
バス停隣接の観光センターでマップをもらい、日が沈むまで町中を回ってみることに。
鞆の浦のシンボルとされる「燈籠塔(とうろどう)」。
江戸時代末期に建てられた灯台で、港の常夜燈としては日本一大きいのだそうだ。
ここがポニョとそうすけが出会った場所(マップにそう書いてある)らしい。
暗くなってきてしまったのが残念。倉敷で時間を使いすぎたか、、、
港で猫が二匹、僕の目の前でじゃれ合っていた。
しばらくすると二匹揃って海岸の方へ去っていった。
すっかり日が暮れたのでバスに乗って福山駅へ帰還。
福山から広島へは普通列車で約2時間かかる。
ガラガラの車内。真っ暗闇を突き進み、夜23時に2日目の終着駅広島へ到着した。
駅前に美味そうなお好み焼き屋があったので、そこで腹ごしらえ。
腹いっぱいになった後は広電に乗って宿の最寄り駅へ移動。
繁華街の宿に入り、明日の最終日に備えて早めに就寝した。