[2014/7/5]
僕がこれまでの旅で使用していたカメラは、パナソニックのLUMIX LX2。
2006年に発売された機種で、買ってからもう6年近く経ちますが今も現役バリバリで活躍中。
ポケットに無理やり入れたりして使ってるので、たまに床に落としてしまうこともしばしばあったが、今のところ故障は一切なし。
無骨なデザイン通り、タフで頼れる奴です。

このカメラは発売当初が確か4~5万で、当時高校生だった自分には高嶺の花でした。
しかし精悍でレトロなデザインに一目惚れして、型落ちで値下がりするのを待ってから2万8千円ぐらいで購入。
んでその高機能性を使い切れてるのかというと、全く使い切れてません(苦笑)
今はレンズキャップを自動開きのものに交換(リコーの別売品を加工して無理やり装着)し、スナップ用に特化した仕様に改造して使っています。

このデジカメは他とはちょっと違っていて、16:9のワイドCCDを搭載した変わり種です。
通常の3:2比率よりもグッと横に伸びて、ダイナミックな写真を撮ることができます。

構図によっては、横長いのが仇になってしまうときもあります。
でも単純に撮ってて楽しいし、ダイヤルで3:2や4:3比率にすぐ変えることができる。
アナログで直感的な操作ができるのも、LX2の良いところだと思います。

ハイエンド向けとはいえ、このカメラは動くものを撮るのが苦手でした。
高速連写とかもできないので、専ら一発勝負です。
LX2はまだまだ使えますが、古くなってきたしそろそろ新しいデジカメが欲しくなりました。
ということで、さっそく電気屋へ向かい二代目カメラを物色。
一眼も気になるけど、嵩張るし確実に撮る機会が減るので初めから選択外でした。
やっぱり、乗り鉄にはコンデジが一番だと思います。

いくつか候補を考えた末、2013年に発売されたオリンパスのSTYLUS XZ-10にしました。
京急川崎のヨドバシアウトレットにて元展示品を1万ちょっとで購入。
このカメラ、ハイエンドシリーズの下位機種ということで見た目はパッとしませんが、非常に明るいレンズを搭載していてカメラファンの間では評価が高いそうです。
暗所でもブレずらいとのことなので、シチュエーション問わずバンバン撮る自分にはピッタリかなと。
レンズの出っ張りが少なく小型でポケットに収まりやすいのも評価点です。

近所の路線で試し撮りしてみましょう。
PC側で少しトリミングしていますが画像の粗があまり目立たない。これは嬉しい。
ここは真ん前の架線さえなければ良い感じの場所なんですが、どう頑張っても写ってしまいます。

接近して撮るとLX2では絶対にブレるのに、XZ-10だと難なく撮れてしまいます。
コンデジも進化し続けてるんですねー(完全に時代遅れ感あり)

武蔵野線に続いて、お馴染みの流鉄へ。
今まで16:9のワイド比率で撮ってたので、通常の3:2比率が逆に新鮮です。

このカメラにはアートフィルターというエフェクト機能があるので、早速使ってみます。
おお、これは面白い!漫画みたいになりますね。
のどかな流鉄にがっつりはまってます。

今日はなの花と流馬のコンビ運用。
小金城趾駅は流鉄唯一の交換駅なのでツーショットが撮れます。

色味も良い感じです。
梅雨雲でどんよりしてましたが、少しだけ日が出てきました。

再びアートフィルターを使用。
思った以上に本格的な機能で何度も試したくなります。

バッテリーがあまり持たなさそうなのが残念ですが、それを抜きにすれば文句なしの画質。
LX2では失敗写真を量産しましたが、このXZ-10なら良い写真が沢山撮れそう。
新たな相棒XZ-10とともに、この夏再び青春18で旅に出ます。