大晦日、夕暮れの常磐線

[2013/12/31]


大晦日、部屋の大掃除を終わらせると既に日が暮れかけていました。
手が空いたので、何か締めにでもと思って、今年最後の夕日をバックに常磐線を撮りに行きました。


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北小金駅を少し北上したところに、国道6号が常磐線を跨ぐ場所があります。
僕はここからの眺めが一番好きです。毎日のように自転車で通る場所です。
ここで見られる、夕暮れに染まった常磐線の眺めは格別の一言。
天気が良ければ、富士山もひょっこり顔を出します。

家から5分で橋上に到着し、すぐにやってきたのは常磐緩行線の新型車両E233系2000番台。
他のE233系とは違い地下鉄にも乗り入れるので、車体断面が少し狭くなっています。


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続いて、常磐快速の顔であるE231系が登場。通勤タイプとしては最長の15両編成です。
かつては長大編成の103系が、凄まじい爆音を轟かせて走っていました。

新型車両導入以前の常磐線は珍列車王国でしたね。
試験的に導入されたVVVF制御の207系や、同じく試験的に導入された415系の先頭二階建て普通車、そして千代田線のレア車両06系。
どれも、たった一編成のみの珍車中の珍車です。
他には、1999年に2編成だけ投入された緩行線の209系や、ドレミファインバータで有名なE501系など、
たまたま会えればラッキーな車両が沢山存在していました。
営団06系や209系は今も現役ですが、E501系は水戸線・土浦以北のみでの運用となり、他は全て廃車となっています。


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最近デビューした、千代田線の16000系。営団6000系と代わる期待の新星。
車体デザインは、フェラーリのデザイナーで知られる奥山清行氏が担当。
先輩の6000系に次いでローレル賞も受賞。個人的には、全密閉モーターの音が好きです。


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日が沈みきったところで、新型特急車両E657系が来ました。ツリ目の顔つきが特徴的ですね。
タキシードボディの651系と比べ、普通車の快適性が格段に良くなったらしい。

キリのいいところで帰宅し、無事年越しを迎えます。
引退した緩行線の203系や6000系の一部はインドネシアに譲渡され、今も現役バリバリで活躍しているようです。
まさか、外国で再び、同じ線路で余生を送るとは思わなかったでしょうね。
毎日乗っていた思い入れ深い車両なので、今後とも末永く活躍してほしいです。


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