[2013/12/23]
自宅から常磐線に乗って都内へ行く時、馬橋駅停車中に流鉄のホームを眺めるのは僕の密かな楽しみです。
例によって、今日も帰り際に車内から流鉄のホームを観察します。
すると、何やら見覚えのある色合いが、、、
アレ!?っと思ってよく見てみると、既に引退済みの「なの花」カラーを纏った5000形が停まっていました。
「なの花」号が復活していたとは知らなかった!
日が暮れる中、最寄り駅を降りて直行で流山線の元へ。
デジカメを取りに一旦家へ帰ろうかと思いましたが、今回は掟破りでiPhoneのカメラを使ってみようと思います。
線路際に着いてしばらく待っていると、早くも目当ての車両が登場。
今年12月にデビューした三代目「なの花」号。警笛を鳴らし、数少ない第4種踏切を通過していきました。
住宅街の中をゴトゴト走る流山線ですが、幸谷~小金城址間はローカル線らしい長閑な風景が広がります。
二代目「なの花」号(2000形)が引退したのは今年の4月。
総武流山電鉄時代から活躍し、長らく流山線の代名詞的存在として走り続けていましたが、車両の老朽化・合理化に伴い姿を消してしまいました。
約一年前には三代目「若葉」号がデビューし、続いて今回「なの花」号が新型車両に継承され早々に復活。
これで、流山線の5000形(元西武新101系)は計5編成になりました。
小金城址~鰭ヶ崎間には、流山線唯一のガーダー橋があります。
もうすっかり見慣れた「あかぎ」号が坂川を渡っていきます。
「色」と「愛称」が受け継がれていく流山線の車両。その伝統が始まったのも、元は二代目「なの花」号からですね。
青色の「流馬」、橙色の「流星」、赤色の「あかぎ」、緑色の「若葉」、そして黄色の「なの花」。
今後しばらくは、この5編成で運行されていくのでしょう。
帰りついでに、橋上から武蔵野線を撮影。iPhoneのカメラって、思ったより画質良いですね。
PC側で露出補正すればコンデジと大して変わらないかも、、、
何はともあれ、なの花号が復活してよかった!
一応、流鉄唯一の二色塗装車(白を除く)ですから。