三峰口駅と後藤デフ装備のC58

「秩父/三峰口散策 2/3 (三峰口)」

[2013/11/8]


さて、秩父からパレオエクスプレスに乗って終点の三峰口へやってきた。
ここから今度は路線バスに乗って、山奥にある三峰神社に向かう予定だ。
しかし次のバスが来るまで相当時間があるので、駅周りをのんびり散策することにした。


三峰口駅

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ここ秩父鉄道の終点である三峰口駅は関東の駅百選にも選ばれている。
昭和5年(1930)建造の古き良き木造駅舎だ。


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駅構内や改札口は一切近代化されていない。
自動改札やICの簡易改札機なども全く導入されてないので、昔ながらの雰囲気がそのまま残っている。


C58と展示車両

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駅前から奥の留置線に向かうと、C58が体を休ませていた。


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原型ナンバープレートに後藤工場ロゴがついた切り取り式デフレクター。
今日は特にイベントはないし特別な日でもないので、ヘッドマーク掲出はなし。
渋すぎるよ、、、。普段の派手な姿とは違う、極めてシンプルな佇まいに感動した。


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駅横には、秩父鉄道の車両が展示されている。
現在は譲渡車が中心だが、かつては自社発注の車両が存在したらしい。


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展示車両に囲まれたところに、SLの転車台があった。


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青空の下でギラギラと輝く蒸気機関車。


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しばらくすると転車台で向きを変え、再び駅ホームへ入ってきた。
昼食を食べ駅前を少しブラブラした後、線路際に行って折り返しのSLを撮ることに。


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SLがくるのを待つ間、秩父側から列車がきた。元東急の8090系。
国鉄101系を期待したが、今や2編成だけだしすぐ出会うのは難しいか。


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やがて遠くから汽笛の音が聞こえ、パレオエクスプレスが目の前を通り過ぎていく。
SLを見送った後、バスがくる時間が近づいていたので駅前のバス停に向かった。

後藤デフをつけたC58は、見れば見るほど凛々しい顔つきをしていた。
近年からのSLブーム復興もあるから、こういった余裕のある企画が行われるのだと思う。
加えて来年には、釜石線で「SL銀河」の定期運行が始まる。C58の239号機が使われるらしい。
僕は昔のSLブームを知らない世代だが、今のタイミングでSLに興味を持てて本当によかったと思っている。


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